1. 1月5日「いちごの日」に、あえて「一期一会」を問う
おはようございます。株式会社あしたも良い日の佐藤です。
1月5日。カレンダーを見れば「いちごの日」という可愛らしい文字が並びます。多くの人が甘い苺を想像する今日、私は経営者として、もう一つの「いちご」に思いを馳せています。
茶道の心得として知られる**「一期一会(いちごいちえ)」**。
一生に一度限りの出会い。二度と繰り返されることのない、この瞬間。 昨日、秋田の街に1万部のチラシを撒きました。まだ会社の電話は静かです。

しかし、その1万枚の一枚一枚が、どこかの誰かの手に渡り、目を留めていただいた。それ自体が、奇跡に近い「一期一会」の始まりだと私は考えています。
2. 便利屋・廃棄物回収という仕事は「人生の交差点」である
私たちの生業(なりわい)である佐藤清掃社や便利屋の仕事は、一見すると「ゴミを運ぶ」「汚れを落とす」という単純な作業に見えるかもしれません。しかし、現場に一歩足を踏み入れれば、そこは人生の喜怒哀楽が凝縮された交差点です。
例えば、遺品整理の現場。 そこにあるのは、単なる「物」ではありません。故人が数十年かけて積み上げてきた生活の証、ご家族との思い出、そして語られることのなかった人生の断片です。
「佐藤さん、これ、捨てられなくて困っていたんです。でも、あなたに頼んで良かった」
そう言って涙を流されるご遺族と向き合う時、私は痛感します。この出会いは、お客様にとって一生に一度の「整理」であり、私にとっても、その方の人生に触れさせていただける二度とない機会なのだと。
ここで手を抜くことは、その方の人生を軽んじることと同じです。 「今日という日は、二度と来ない」 仕事にむかう時、私はいつも自分にそう言い聞かせ、従業員にも共有し、身を引きしめています。
3. 秋田の厳しい冬が教えてくれた「一瞬」の価値
今の時期、秋田は厳しい冬の真っ只中です。 凍てつく寒さの中での除雪作業や、吹雪の中での不用品回収。手足の感覚がなくなるような過酷な現場では、つい「早く終わらせたい」という甘えが出そうになることもあります。
しかし、そんな時に私を支えるのが「一期一会」の精神です。
私が今日、ここで妥協した仕事を残せば、お客様は「あした」を暗い気持ちで迎えることになる。逆に、私がこの一瞬に全力を注げば、お客様の「あした」は光り輝くものになる。
「石(意思)の日」であった昨日の記事でも書きましたが、私たちの「意思」を試すのは、常に現場という名の「一期一会」の舞台です。雪国の不便を、私たちの手で「安心」に変える。その一瞬の交差に、私は経営者としての全存在を賭けています。
https://kininaru9120.net/willpower-and-action-20260104/
「1月4日は石(意思)の日。
秋田の便利屋が、折れない『信念』を磨き続ける理由」
4. 従業員と共に磨き上げる「一期一会のプロ集団」
この想いは、私一人では完結しません。現場で私と共に汗を流す従業員たちにも、常に「一期一会」を説いています。
お客様が私たちに依頼をくださるまでには、悩み、迷い、そして「この会社なら」という決意があったはずです。その決意に応えるのは、マニュアル化された作業ではありません。
「目の前のお客様が、今、何を一番望んでいるのか」を察する力。 「あしたも良い日の誰が来ても、心が温かくなった」と言っていただけるホスピタリティ。
私たちは「作業員」ではなく「解決者」でありたい。 秋田のあしたを良くするという共通の意思を持った、一期一会のプロ集団でありたい。 スタッフが現場で見せる一瞬の笑顔や、丁寧な荷物の扱い。その一つひとつが、お客様との一期一会を完成させる大切なピースなのです。
5. 結び:チラシが繋ぐ、まだ見ぬあなたとの縁
1月5日。まだ電話のベルは鳴りません。
しかし、私は焦っていません。昨日撒いた1万枚のチラシが、誰かの机の上に置かれ、あるいは冷蔵庫に貼られ、その時を待っている。

「いつか困った時に、あの『一期一会』を大切にする佐藤さんに電話しよう」 そう思っていただけるだけで、今日の私の執筆には意味があります。
「いちごの日」に誓います。 明日出会うかもしれない、まだ見ぬあなた。 そして今日、このブログを読んでくださっているあなた。 その一瞬の縁を大切にし、私は今日も、明日も、誠実に現場を走り続けます。
2026年、始まったばかりのこの一年。 あなたにとって、そして秋田にとって、「あしたも良い日」になりますように。


コメント