1. 「和」の正体は、逃げない心の積み重ね
あしたもグループの佐藤です。 先日お伝えした富士高原研修所での3日間。そこで得た「気づき」を、今日からシリーズとして深掘りしていきたいと思います。
まず、僕の心に深く突き刺さったのは、**「和(わ)」**という言葉の本当の意味でした。 皆さんは「和」と聞くと何を連想しますか? 手を取り合うこと、空気を読むこと、争わないこと……。どこか「優しくて柔らかいもの」をイメージするかもしれません。
しかし、富士の麓で僕が突きつけられたのは、もっと厳しい「和」の姿でした。 それは、**「和とは、逃げないことである」**という教えです。
2. 小さなことから逃げない姿勢が、組織の「和」を創る
ゴミが落ちているのに気づいて、素通りする。 面倒な報告を、後回しにする。 決められたルールを「まあいいか」と自分勝手に解釈する。
こうした一つ一つの「小さな逃げ」が、実は組織の和を乱す最大の原因です。 誰かが「まあいいか」と逃げれば、そのしわ寄せは必ず他の誰かに行きます。その歪みが不信感を生み、チームの調和をバラバラにしていく。
つまり、「和」をつくるというのは、特別なイベントをすることではありません。 一人ひとりが、目の前の小さなこと、当たり前のこと、そして自分の役割から逃げない姿勢。それこそが、揺るぎないチームワークの土台になるのだと痛感しました。
反対に、小さなこと・当たり前のことをしっかり出来る人というのが信頼を得れる人、 すなわち、あしたも良い日の裏ビジョンである「もっとカッコイイ大人」になるということである。
3. 三方良しの循環を回す「自己規律」という力
僕たち「あしたもグループ」が経営の根幹に据えているのが**「三方良し」**の精神です。この三方が満たされて初めて、本当の意味で幸せな「和(輪)」が生まれます。
しかし、この三方良しという「輪」は、放っておいても勝手に回るものではありません。一人ひとりが「自分の役割」から逃げない自己規律を持ってこそ、初めて力強く動き出します。
- 社会(お客様)良し: 「誰も見ていないからいいや」という妥協を捨て、見えないところまで丁寧にキレイにし、街の清潔を守り抜く。地域の安心という「社会の質」を支える責任から逃げないこと。
- 働き手良し: 「自分だけ良ければいい」ではなく、仲間の負担を考え、面倒な報告や準備もきちんと済ませる。互いに規律を守ることで、働きやすく、誇りを持てる現場の「和」を自分たちで創ること。その先にお金以外の価値【もっとカッコいい大人】がある。
- 会社良し: 「まあいいか」という小さな甘えを排除し、ルールを徹底することで、無駄や事故を防ぐ。一人ひとりが自分を律し、質の高い仕事を積み重ねることが、結果として会社の信頼と永続的な成長に繋がり、社会貢献も行っていける余裕が生まれる。
この一つひとつは、実は地味で面倒なことの連続かもしれません。 でも、その「面倒なこと」を当たり前に、心を込めてやり抜く自己規律こそが、三方良しという循環を回し、あしたの福を呼び込むためのエネルギー源なんです。
4. 縛るためではなく「逃げない自分」をつくるための規律
研修所では、分単位のスケジュールや細かな所作など、厳しい決まり事がありました。一見すると「なぜこんなに縛られるのか?」と感じるかもしれません。しかし、その真意は「縛るため」ではなく、**「逃げない自分をつくるため」**にあったんだなと感じる事ができました。
人は油断するとすぐに楽な方へと流れてしまいます。 「明日でいいや」「これくらいバレないだろう」 そんな心の隙を突いてくる「甘え」を排除するために、あえて規律という枠組みを置く。
僕たちの現場も同じです。廃棄物回収という、地域の清潔を守る仕事。 ルールを徹底して守ることは、自分自身の「まあいいか」という弱さに打ち勝つための、自分への挑戦。その挑戦に勝つことが、結果としてお客様の信頼、地域の安心、そして自分たちの誇りという「三方の幸せ」に直結します。
5. 即実践:人は直せない、自分を直す
リーダーとして、ついつい「あいつのここがダメだ」「もっとこうしてほしい」と、相手を変えることばかり考えていた時期がありました。 でも、今回の研修で辿り着いた答えは明確です。 「人は直せない。直せるのは自分だけ」。
相手の不手際や組織の乱れを嘆く前に、まず僕自身の心と言動を正す。 僕が一番小さな当たり前のことから逃げていないか。 僕が一番三方良しの循環を回すために自分を律しているか。
嫌なことほど間を置かず、ササっとやる。 鏡に映る自分を正すように、まず僕自身が変わり、自分の役割に正直に向き合うことで、あしたもグループという組織の「和」は、自然と磨き上げられていくのだと確信しました。
6. 結び:富士の誓いを日常の現場へ
「本(もと)を忘れず、末を乱さず」。 倫理の教えにあるこの言葉を、僕は「自分の規律を忘れず、三方良しの輪を乱さない」と読み解きました!!
富士の麓で誓ったのは、かっこいいリーダーになることではなく、**「誰よりも逃げない男になる」**ということ。
自分たちの仕事の「当たり前」を磨き抜く。 その先にこそ、お客様、社員、そして家族との、本当の意味での「良い日」が待っているはずです。 さあ、今日も目の前の「ちょっと面倒なこと」から、三方良しの想いを込めて片付けていきます!
明日も、もっと良い日に。


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